1997年(平成9年)に「温泉津町石見神楽同好会」として結成し、2002年(平成14年)には、温泉津町石見神楽振興会の援助によって神楽幕などを購入。その際「神楽の原点を失わないように」と古い神楽団の呼名である舞子連中の呼称を用い、「石見神楽温泉津舞子連中」に改名しました。龍御前神社(たつのごぜんじんじゃ・島根県大田市温泉津町)での夜神楽定期公演のほか、神社例祭の奉納神楽や温泉津温泉夏まつり、関西町人会などを合わせて年に60回ほど公演を行っています。
また2005年(平成17年)から温泉津町福光海岸の日本海を舞台とした「海神楽」を京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)の学生とともに企画し、現在も温泉津舞子連中により毎年実施をしています。
これまでにインドネシアバリ舞踊「ガムラン」との国際コラボや特別出演としてEXILEÜSA氏が登場するなど、新たな伝統芸能の魅せ方を開発・実践しています。
伝統芸能としてのあり方を尊重しながら、新たなチャレンジにも精力的に取り組んでいます。
当団の創作演目には、龍御前神社(大田市温泉津町)の威徳をテーマにした「龍神」、八岐大蛇(やまたのおろち)の後日談として、温泉津町福光を舞台にした五十猛命(須佐之男の御子神)の鬼神征伐「八面(やつおもて)」があります。